蟻鱒鳶ル売り鱒

¥ 8,000 SOLD OUT

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年月日:2017.12.10
サイズ:221×60×60mm
素材:コンクリート、合成漆、純金粉
場所:東京都
制作者:岡啓輔、下道基行(金継ぎ)

date:10.12.2017
size:221×60×60mm
material:concrete, lacquer, gold powder
place: Tokyo, Japan
creator:Keisuke Oka, Motoyuki Shitamichi



ペットボトルを型にしたコンクリートの物体。
名前は「蟻鱒鳶ル売り鱒」というらしい。
制作者は岡啓輔さん。
折れているのを金継ぎをした。コンクリートの金継ぎははじめてだ。


先日はじめて、東京田町の蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)に行った。
蟻鱒鳶ルは、岡啓輔さんが、2005年から作っている鉄筋コンクリート製の手製の建築物/建造物。

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蟻鱒鳶ルという名前は、信頼する芸術家で友人のマイアミにつけてもらいました。命名料も渡してお願いしました。「アリマス」というのは、「ここにあります」という肯定的な願いを込めてて、「あるかもね」とか弱い感じじゃなくて、「ある」と断言して肯定する感じです。
また、マイアミが「おれは建築のことは知らないけれども、シェラトンとかヒルトンとかトンのついているホテルはイケてる気がする、一流だ」(笑)と。で、「アリマストン」となり、そこで僕が、「漢字がいいんだけどね。」と言って、アリ=蟻、マス=鱒、トン=鳶、としました。陸海空の動物の漢字で、それぞれの動物がしょぼい感じも気に入っています。

「僕は建築のいらない世界をずっと夢見てきた。:岡啓輔インタビュー」より
http://haps-kyoto.com/haps-press/oka_interview/oka/
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この日、新しい骨董は岡さんとトークを蟻鱒鳶ルで行なう事になった。
夕暮れ時の薄暗い建築現場の中のような建物の中、窓はあいているが穴があるだけで枠とかもついていないので、外なのか内なのか分からない空間が面白い。岡さんは淡々と建物について語った。この建物の作り始めた事、コンクリートの事、そしてこの場所が現在再開発に巻き込まれている事、未来の事…、ゆっくりとゆっくりと丁寧に話す岡さんの話しに耳を傾けていると、遠い昔の時代にタイムスリップして静かに囲炉裏を囲んでいる話を聞いているような、暖かく深い感覚に陥った。
新しい骨董も岡さんや蟻鱒鳶ルに見守られながら素晴らしい話を交わす事ができた。


蟻鱒鳶ルにはペットボトルを型にしたコンクリートの固まりが沢山あった。
めちゃくちゃ美しい。。。
「蟻鱒鳶ル売り鱒」について岡さんのコメントは以下。


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……
カスミ食べて太れる体質でもなく、富豪でもない僕が十数年も収入無くやっていってること自体そもそも間違い。乗り越える道を探さなきゃ潰れるのはそもそも必至、コレは今までサボってきて(お金)の事を考えなかった罰である!

で 煮えくり返って眠れない夜〜朝になる頃考えまくって出した策がコレ。

【蟻鱒鳶ル売り鱒】

あまり良くわかってないけどクラウドファンディングのようなのを、自分でやれる範囲でやってみるか、と。
手売りファンディングです。

まず、売り出すのは「蟻鱒鳶ル(小)」10,000円。
僕が休憩中に飲んだり、旅先で買ってきたペットボトルに、蟻鱒鳶ル特製生コンを丁寧に詰め長く養生したズッシリ重たい一品!
とても持ちやすくデザインされており、オフィスに置いてなまった身体をこのコンクリートダンベルで鍛えるとかサイコーです!
もちろん床の間に飾るとか。

そしてコレは【蟻鱒鳶ル完成パーティー招待券】でもある。

数年後に必ず開かれる岡泣きまくり踊りまくりパーティーへの招待券です!

買ってくれた人は必ず参加出来るような、たっぷり余裕なパーティースケジュールを設定します。
このギネス級に重たいチケットを手に入れ、あなたの思いをどうかどうか岡に投げ込んで下さい!
この策で、借金増大をいくらかでも食い止め、蟻鱒鳶ルラストスパートグイグイ頑張らせて頂きたい!!
どうかどうか!!皆様よろしく心よりお願いいたし鱒!!!!!

ブログ「蟻鱒鳶ル保存会」より http://arimasutonbi.blogspot.jp/?m=1
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古い食器とかは大事に使われていたり、忘れ去られている間に時間が立ち、「骨董」になったりするが、現在大量にデザインされ製造されているペットボトルは1回しか使われないで捨てられるし、置いておいてもガラスや陶器と違い劣化するだけだし。ただ、蟻鱒鳶ルで作られているこのこのコンクリートのペットボトル「蟻鱒鳶ル売り鱒」は、すでに絶滅したペットボトルの形を留めるものになっているのかもしれないな…、しかも岡さん特製の200年持つと言われるガラスのようにピカピカのコンクリート…、と考えると居ても立っても居られなくなってしまった。
「ひとつ欲しいのですが…」
と話すと、岡さんは重たいし後で発送してくださるとの事。ただ、さらに少し欲が出て、
「もし、折れているのとかあれば…」
とお願いしてみた。
そして届いた物がこれだ。
形からいろいろ調べると伊藤園「ジャスミン茶」のボトル。
まだ、絶滅していないが。
未来に先回りして、骨董をキャッチしてみませんか。
お一ついかがでしょうか。

今なら、なんと2割引の8000円!!!!!!


僕としては、完品でサイン入りの【蟻鱒鳶ル売り鱒】をこちらで購入する事を絶対!オススメします。
https://arimasu.thebase.in/


※2011年の震災でもヒビひとつ入らなかった蟻鱒鳶ル。そんな岡さんのコンクリートの【蟻鱒鳶ル売り鱒】がなぜ破れたか気になって連絡すると「割れたペットボトルに揃ってるモノが無く、それは、少し高いところから落として割りました。割れる様も見たかったので、、」とのこと。岡さんがわざわざ割ってくれたものでした。





岡 啓輔(おかけいすけ)
1965年福岡県生まれ、1986年国立有明工業高等学校卒業。20代は会社員から現場での作業員へ転身、鳶、鉄筋工、型枠大工、建売住宅の大工などを生業にし、年に数か月は自転車で日本中を建築行脚の旅に出る生活を送る。舞踏もはじめ、美術に関するスペース『岡画郎』も運営。2003年SDレビュー特別賞「藤森照信賞」受賞。
1988年から高山建築学校参加、2001年より現在まで同校の運営に携わる。
2005年に蟻鱒鳶ル着工、蟻鱒鳶ル保存会主宰、現在に至る。